リスティング広告ってナニモノ?= 仕組みの基本 =
今回からのテーマはネット上の広告の1つ「リスティング広告」です。
とても取り入れやすい広告の1つですが、
同時に「基礎」を理解しておくことが非常に重要です。
どんなものなのか理解し、広告の成果につなげていきましょう!
そもそも「リスティング広告」とは?
リスティング広告とは、他にも「クリック課金広告」や「PPC広告」などとも呼ばれています。
二大検索エンジンGoogleとYahoo!の提供する広告サービスで、
「検索連動型広告」と「コンテンツ連動型」がありますが、
今回は「検索連動型広告」について紹介していきます!
検索連動型のリスティング広告とは、下図のようにGoogleやYahoo!で検索した時に
検索結果の上や右側に表示される広告のことです。
いかがでしょうか。多くの方がご覧になったことがあるかと思います。
リスティング広告は「クリック課金広告」「PPC(=Pay Per Click)広告」と呼ばれている通り、
閲覧しているユーザーが広告をクリックすることにより料金が発生しているのです。
広告の構造
GoogleもYahoo!も広告は下図のような構造になっており、
売り出したい商品やサービスやタイミングによって様々な使い分けが可能です。
例えば、建築業であれば「新築」と「リフォーム」でキャンペーンを分けたり、
リフォームの中でも「キッチンリフォーム」と「トイレリフォーム」で広告グループを分けたりなど、
目的やターゲット、予算計画などに合わせていくつものキャンペーンを作成することが可能です。
広告掲載の時期も調節でき、年末年始に合わせ広告を11月~1月半ばまで表示して、
その後、年度末に向けた広告を2月半ば~3月末に表示させるなど、
自由に調整することが可能です。
キーワードごとに入札! - 広告掲載の仕組み -
先に説明したとおり「広告グループ」に対して、「広告文」「キーワード」が設定されています。
例えば以下のような設定だとします。
————————————————
キャンペーン:リフォーム
広告グループ:キッチンリフォーム
キーワード :名古屋市 キッチンリフォーム
広告文 :名古屋のキッチンリフォームはお任せ!~略~
————————————————
この場合ユーザーが「名古屋市 キッチンリフォーム」というキーワードで検索すると
キッチンリフォームについての広告文が表示されるといった具合です。
そこでユーザーから広告がクリックされる確率を、大きく左右する要因の1つが広告の「掲載順位」です。
広告掲載の順番は次の2つによって決まります。
・広告を掲載させる検索キーワードに対しての【入札価格】
・Google又はYahoo!から評価される【広告品質】
▼広告掲載の順番はこの【広告ランク】の高い順に並んでいます。
◎POINT!
入札価格だけで広告掲載順位が決まるわけではない!
<例>
A社 入札価格 100円 × 広告品質 1 = 広告ランク 120
B社 入札価格 40円 × 広告品質 2 = 広告ランク 80
C社 入札価格 20円 × 広告品質 8 = 広告ランク 160
→ この場合、上からC社→A社→B社の順で広告が表示されるというわけです。
「AISAS理論」 - リスティング広告の役割って? -
「AISAS(アイサス)理論」をご存知でしょうか。
これは95年に「電通」によって提唱されたWeb時代における
「消費者の購買行動プロセス」を示したものです。
人は以下の流れで、Web上で購買行動を行うというモデルで、
それぞれの頭文字を取って「AISAS」といいます。
A ATTENTION:注意
I INTEREST:興味・関心
S SEARCH:検索
A ACTION:行動
S SHARE:共有
Webで販促を行う上でゴールは「ACTION:行動」になります。
具体的にはサイトでの「購入」や「問い合わせ」「資料請求」などが該当し、
広告の役割がゴールから近いほど効果が高いといえます。
そして「検索連動型のリスティング広告」は「SEARCH:検索」にあたり
一目瞭然で別の広告よりも効果が高いことが分かります。
いかがでしたでしょうか?
今回はリスティング広告についての初回ということで、
そもそもナニモノなのか!?という仕組みや考え方についての基礎知識でした。
次回はさらに掘り下げて、【メリット・デメリット】について、
具体例を交えながらご案内したいと思います。
次回:メリットばかりじゃない!広告運用の心構え
どうぞご期待ください。
それでは、最後に・・・
私が勝手に考えたエリアマーケティング事業部のゆるキャラ「しーやん(非公認)」をご覧ください!
※シークのロゴマークの形の恐竜くんです!
\ いいね!お願いします /